日差しが強くなり、気温が高くなるにつれて注意が必要になってくるのが熱中症です。
熱中症は、日射病や熱射病などの総称で、強い日差しや気温の高い環境などで体温調節が正常におこなえなくなり、体の温度が急激に上昇する事で、めまいや頭痛、失神やけいれんなどの症状を引き起こす、夏場になると特に多く見られる病気です。
症状がひどい場合には、命を落とす危険性もあるため、大変恐ろしい病気と言えます。
冬の時期など、体温より気温が低い環境であれば、自然に皮膚からの空気中へと放熱されますので、体温が急激に上昇する事はありません。
しかし、体温よりも気温が高くなると、皮膚からの自然な放熱がおこなえなくなりますので、発汗だけで体温調節をおこなう事が必要になります。
人間の体は、体温が上昇するにつれて皮膚の血管が拡張しますので、皮膚に流れる血液量も多くなりますので、体の熱を放出しやすくなります。
しかし、大量発汗などから体の水分が急激に少なくなると、血液の濃度が濃くなりますので、脳への酸素供給や心臓を保護するために、全身の血管が収縮して体を保護しようとする働きが起こります。
そうなると、ますます熱が放出しにくくなってしまい、体温が急激に上昇してしまう事になります。
そのため、気温が高い環境では、常に多くの水分補給が必要になります。
飲み物の糖度は5%を超えると水分の吸収効率が悪くなりますので、炭酸飲料やフルーツジュースなどを飲むよりは、ウォーターサーバーのお水を飲みながら、梅干や塩飴を食べるのがおすすめです。
スポーツ飲料は、表示されている糖度が高すぎる場合には、水で薄めて飲む方が体に吸収しやすくなる場合もあります。
また、湿度が高い環境では、汗をかいても蒸発しにくくなりますので、汗が流れ落ちるだけで放熱する事ができなくなります。
このような事からも体の体温調節する働きが機能しなくなり、熱中症を起こしやすくなる場合もありますので、十分注意が必要です。
ちょっと体調が悪い、気分が優れない、などと感じている時点で、既に症状が進行している場合もありますので、くれぐれも無理はせず、十分な休養と水分補給を意識的におこなう事が大切です。
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